クリスマスの翌朝の子どもの笑顔は最高ですね。親にとっても最高のプレゼントになる瞬間です。
ですが、これ、いつまで続けたらいいのか悩みますよね。
親+サンタ名義のプレゼントを頑張ってきてしまったので、そろそろやめたいのが本音です。
ただ、サンタはいないと夢を壊していい年齢でもない気がしてしまいます。
そんなわけで、うちでは、カミングアウト法ではなく、フェードアウト法(この記事では、徐々にプレゼントをショボくして自発的にプレゼントを拒否する方法をこのように名付けます)でサンタをやめてみることにしました。
私のサンタ卒業はいつだったか
私が物心ついたころには、年の離れた兄弟から「サンタは架空の人物」であり「プレゼントを用意しているのは親である」と言うことを聞かされていました。
なので、特にショックを受けることもなく、部屋の隅に飾られたツリーに見え隠れするサンタのオーナメントを「めっちゃ怖いな~」と思って見ていた記憶があります。
子どもへのプレゼントはいつから始めたのか
うちでは、子どもが3歳の頃に始めました。
前日には、「サンタさんがくるから掃除をしないと!!」と言うと、いつもは無関心の子供もいそいそ片付けを手伝い、かわいいのなんの!!
そして、朝起きたらプレゼントとメッセージカード・・・喜びましたとも。
年齢が上がると、「煙突がない家にどうやって入ってくるのか」と、するどい疑問をなげかけられたこともありました。
そこはそれ、「煙突なくても魔法みたいに入ってくることができる」と言うと、若干怖がっていたことを思い出します。
コロナ禍では、「消毒してくれるのか?」と、サンタさんの衛生観念に疑問を持つ場面もありました。
サンタのフェードアウト法を取ってみた
幼稚園までは希望通りのプレゼントを用意していたのですが、たまたま小2の頃に希望が定まらなかったので、適当にプレゼントを用意しました。
前日にようやく「決まった」とほくほくしていたのですが、当日全然違うプレゼントに「あれ?」と言う感じでした。「でも、これも嬉しい」と喜んで自分を納得させる子ども。
この時、サンタのフェードアウト法を思いつきました。
「サンタさんは小さな子供の欲しいものはよくわかるけど、成長するにつれて欲しいものがわからなくなってくるんだよね~。来年は積木とかになるかもしれないね・・・。」
「もし、絶対欲しいものがあるなら、パパやママに言ってくれたらプレゼントするから、そろそろサンタさんからのプレゼントはもういいですと言うのは、どう? まだ早いかな?」
今まで、親+サンタ からプレゼントだったのが、親のみになることで抵抗があるかと思いきや、「小3で最後にする」と、すんなりOKが出ました。
小3の希望プレゼントは「switchのゲームソフト」でした。
子どもが書いたサンタさんへの手紙には「今年でサンタさんからのプレゼントはさいごでいいです」と添えられていました。
最後のプレゼントの希望を聞いてあげたいところですが、うちでは、ゲームソフトのサンタプレゼントは「無し」としているので、別のものにしました。
そして、適当に翻訳した英語っぽい文章のカードを添えました。
サンタさんからの手紙の返信内容
「サンタさんや、世界中の小さな子どもたちのことを気遣ってくれるやさしい子で驚いたよ、ありがとう!お父さんやお母さんが困ってしまうプレゼントはあげることができないんだ、ごめんね。だけど、サンタさんからの心からのプレゼントを君に送ります。気に入ってくれるといいな!!これからも、やさしくすてきな男の子でいてね!!メリークリスマス!!!サンタより」
このメッセージカードを見て
「最後だから、こんな丁寧(なカード)にしてくれて・・・」と、ボソッと呟いていました。
素直すぎて ちょっと、泣ける。。。
他はどんなやめ方があるのか
知人のお子さんは「小6までしかもらえない」と予告しておき、サンタさんからのプレゼントは、鉛筆やノートなど500円くらいまでで買えるものしか用意していなかったそうです。
一時、友達から「サンタクロースはいない」と教えられ「サンタクロースいないの?」と聞かれたことがあったそうですが、「あ〜、その子は信じてないから来なくなっちゃったんだね。そう言う子は、サンタの変わりに親が用意してるんだよ。信じてない子供のところまでサンタクロース くるわけないじゃん!」と言い放ったそうです。すると、お子さんは「いや、おれは信じてるよ!!」と焦ったそうです。「オレ」と言っても信じると言い切るところがかわいいですね!