子供が急に飲み込めなくなった時期があった

あれは、息子が卒園式を迎える少し前のことでした。

ある朝、お弁当に入れたフルーツ寒天の残りを食べたいと言うので、デザートとして朝食に出しました。

寒天なのにずっと噛んでいるな~と思っていたら、涙をためて「飲み込めない」と言い出したのです。

「え? え? どういうこと? 寒天やで?」

「飲び込べあい~」(涙ポロポロ・・)

どうやら、飲み込むのが急に怖くなったらしいのです。

水分と一緒に飲み込もうとするのですが、水分ばかりが減っていく。

その後は肉どころか、ご飯粒もダメ。

心配になって小児科を受診しました。

小児科では

診察の結果、神経に起因するものではなさそうとのこと。

喉に詰まったことや、詰まりかけたような経験があると、飲み込むことが怖くなることがある。

それは、几帳面なタイプの子供に多いとのこと。確かに息子は几帳面です。

思い返したところ、当てはまるとしたら、2日前・・・

「前歯が抜けた時にどこに落ちたかわからず、飲み込んでしまったと勘違いして大泣きしたことがあった」

くらいのものでした。

本人に訊いても 「詰まりかけたことなんてない」とのこと。

とりあえず食べられるものだけ食べて、2~3日様子を見てもダメなら、喉ファイバースコープのある耳鼻科で念のため診てもらって下さい。とのことでした。

耳鼻科を受診

2~3日様子を見て・・とのことでしたが、喉も違和感があるらしいので、かかりつけの耳鼻科で喉を見てもらうことにしました。

たまたまファイバースコープのある耳鼻科だったので、見てもらったのですが、何か引っかかるものや炎症もない・・とのことで安心して帰宅。

食べられるもの

初日は飲み物、りんごのすりおろし、ヨーグルトなど喉ごしの良いものを食べていました。

2日目も、初日と同様のもの、プリン、ゼリー、コーンスープなどを食べました。

3日目になると、缶詰のフルーツ、バナナ、トマト、なぜかツナサンドが食べられるようになりました。

ツナサンドは 6枚切り食パンを更に半分の厚さに切っていたので、ペラペラで飲み込みやすかったのかもしれません。

4日目はハンバーガーなら食べられそうとのことで、キッズセットを完食。うどんも食べられるようになりました。

そして、5日目からは幼稚園に行くことにしたのですが、なにせ、普通の弁当が食べられないです。

1週間くらいは、ツナサンドorタマゴサンド+フルーツ+ゼリーの毎日でした。

小児科再診

徐々に食べられているものの、心配で再受診。

喉の違和感があるとのことで、気休めでか、痰きりの薬が2週間処方されました。

これまでより酷くなったり、治らないようなら検査の必要性も出てくるかもしれないとのこと。

治るまでの経過

2週間後にはご飯が食べられるようになりました。温野菜スープも大丈夫。喉の違和感はまだあり。

3週間後、食べられるようになったことで少し調子に乗り過ぎたか、また飲み込みが怪しくなる。弁当はサンドに戻る。

4週間後、少しずつ食べられるように。ハンバーグも大丈夫。

5週間後、食べられないもの:ミンチ以外の肉、白菜、ネギなどの噛み切れないもの。

徐々に徐々に食べられるものが増え、2か月後には喉の違和感もなくなり、3か月後には完全に元に戻りました。

原因はやはり「喉に詰まりかけた」そう

半年たった頃、レディースランチを平らげた息子に、「あの食べられなかった頃は辛かったけど、何でだったのかね?」と何気に訊いてみました。

「わかんない」

こう返ってくると思っていました・・それがですよ、

「あ~、あれね。

だいぶん前に、梅干しの種が喉に詰りそうになった時のこと急に思い出したから。」

えぇぇぇ!!!!

「詰まりそうになったことないって言うてたやん!!!」

「そうだっけ」

そうだっけ・・・て。その当時は自分でもわからなかったけれど、フラッシュバックのような恐怖感で食べられなかったと言うことなんでしょうか。

とりあえず、重い病気とかじゃなくてよかった・・・