ある日、7歳の子どもの鼻の穴近くに肌色でつやっぽい小さな水ぶくれができていました。
少し様子をみていると、地味に増えていく。
これは、水いぼと言われるものか?
皮膚科を受診してみると、結果は予想通りの「典型的な水いぼ」。
顔の皮膚は薄いので無理に取ったりしない方がいいそうで、処方された漢方の「ヨクイニン」を数カ月飲んでいましたが効果現れず。
その後も徐々に増え、 額・眉・顎・首にまで同じようなものが計6つできました。
予防接種のついでに小児科にも相談すると、「消えるまで年単位かかるけど、いつか勝手に消えるから大丈夫!」とのこと。
とは言え、鼻の穴の近くだけあり、学校でいじられそうなので何とか早く治してあげたい!!
自然治癒までの期間は2年半だった
自然治癒は1年以内が多く、早いと6か月、遅いと2、3年程度かかるようです。
「木酢液」や「イソジン軟膏」「紫雲膏(しうんこう)」「ハトムギ茶」で治った事例もあるようで、藁をもすがる気持ちで試してみましたが、うちの子どもには全く効果ありませんでした。
結局、何もできないので 放置すること2年半で きれいに治りました。
幸い、学校でいじられるようなことはなかったようです。
水いぼが取れる兆候は?
もうすぐ治るよと言う兆候を調べてみたところ、
・赤くなって消失
・どんどん枯れて(萎んで)いき最終的に消失
という説を見かけたのですが、うちの場合は、前者でした。
順番でいうとこんな感じです。
- 少し大きくなり赤く腫れる
- 膿んだようになる(この時点で心配になり皮膚科受診、アクアチム軟膏を塗る)
- 2~3日経過後、つぶれて白い塊がでてくる
- 数日かけて元の皮膚に戻る
水いぼは6つ同時にできたわけではなく、1か月くらいかけて徐々に増えたので、最初にできたものから順番に治っていきました。
水いぼの原因って?
よりによってこんな場所にできる原因は何?と調べましたが、
- 幼稚園や学校などの集団生活でうつる
- プールのビート板や浮き具でうつる
可能性が高いようです。
確かに、その頃は まだ泳げなかったのでスイミングのビート板を使っていました・・・。
親にもうつる?
皮膚科のHPを調べまくった結果、やはり水いぼに感染したことのない大人は うつるようです。
頻度はわかりませんが、なぜか お父さんよりも お母さんがうつることが多いそう。
タオルの共用はしていなかったのですが、子どもが治り始めたあたりで、私の二の腕の柔らかい部分や、腹部に水いぼが3つできていました。
こちらは、子どもよりずっと早く、3か月ほどで自然治癒しました。
長い長い2年半でしたが、ようやく治癒し 本人ともにホッとしています。