保谷駅の西に位置する車両基地(保谷電留線)になんと、蒸気機関車が静態保存されているとの情報を見かけました。
調べてみたところ、2012年の「アニバーサリーイベント in 保谷」で修復完成披露をして以来シートで覆い隠されていたようですが、2018年11月に6年ぶりにシートを外されているらしいのです。
いつまた見られなくなる時が来るやもしれません、善は急げと2019年2月初旬に子鉄を連れて出かけました。
※2021年7月1日現在、残念ながらシートで覆われてしまっています。
車窓から見られるか
西武池袋線にて「保谷駅⇔ひばりヶ丘駅」の間を電車に乗り確認してみましたが、わずかに赤い物体が見えましたが、動体視力の衰えにより、蒸気機関車は見えませんでした。
近くで見れないものか
保谷駅で降りて、まず西側の陸橋から見えないものか確認するため南口を出て西へ向かいます。
歩道が細いわりに交通量が多く要注意です。道がカーブ差し掛かる頃右手に水色の陸橋が見えます。駅から徒歩3分くらいでしょうか。
子供目線からは金網ごしになるため、見えにくいかもしれませんが、トレインビュースポットとして有名なのでしょう。夕方でも子供連れ親子2組、撮鉄のお兄さん2人、学生カップル1組がいました。
線路の南北を移動できる陸橋は、近くの住民の方々が頻繁に利用される重要な陸橋のようです。邪魔にならないようにひっそり観察します。

オレンジ矢印下に電車内から見えた赤い車両がひょっこり見えています。しかし、蒸気機関車は全く見えません・・・
もう少し近づいてみる
陸橋を降りて電留線の塀越しに北へ向かうと、十字路があり右手にちょうど工事中の防音壁があります。防音壁の網目から覗いてみると・・・

ピカピカしたかわいい蒸気機関車が見えました!!色は違えど、小さいところなんか、パーシー(きかんしゃトーマス)に似ています。
詳しいことはわかりませんが、多摩川線で1957年の同線無煙化まで活躍していた「5号蒸気機関車」というものらしいです。額が眩しく輝いているので見えにくいのですが、白文字で「5」とかかれています。

こちらは「E11形電気機関車E12」というものらしいです。武蔵野鉄道のロゴも時代を感じさせますね。
保存場所手前は社員寮を建設予定
ところで、ここは何の工事が始まるのでしょう?防音壁にあった看板をチェックしたところ、左側に「開発所業の目的:社員寮(開発区域の一部)」とあります。右側の「土地利用構想の概要」に「公園:789.40㎡ 6.00%」とありますが、一般向けではなく社員寮の緑地のスペースと言ったところなんでしょうか・・・。

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