大腸内視鏡検査は前日からの 下剤が最大の難関

便秘と下痢を繰り返す過敏性腸症候群疑いで、薬を処方してもらっていましたが、症状が続くので念のため大腸内視鏡検査をすることになりました。胃カメラは何度か経験済みですが、健康系TV番組などでおなじみのアレは初めてです。

事前準備の下剤服用は当日だけ飲めばいい新しい薬もあるようですが、私の通院している病院では「マグコロールP+ラキソベロン」と「ムーベン」を、前日と当日に飲むパターンでした。

当日の下剤さえ飲み終われば、「大腸内視鏡検査」は9割終わったと思っていいのではないでしょうか。

前日にマグコロールP +ラキソベロン

下剤のマグコロールとラキソベロンマグコロールを水に溶かしたら、250mlのカプチーノ状になりました。そこへ、通常の使用量15滴程のラキソベロンを丸ごと1本投入です。何度も説明書きを見直したのですが、1本投入とのこと・・・(冷や汗)

飲むと「ぬまぁ〜」とした喉越し。味はグレープフルーツを薄めたような「ザ!クエン酸」という味ですが、予想していたよりは飲みやすかったです。

マグコロールPを当日に2L飲むという処方をされるパターンもあるようですが、「ぬまぁ〜」を2Lはさすがに無理だったことでしょう。

服用1時間で効果が出始め、2時間で腸内の内容物が出きったので ぐっすり(ぐったり)就寝できました。

当日にムーベン

ムーベン

内視鏡体験談で、当日の下剤は飲みづらいとの記載を見て覚悟をしていたのですが、昨日のマグコロールより全然サラサラで拍子抜けでした。味もライトな水色のポカリスエットみたいで飲みやすいです。

しかし、3杯目あたりから飲むのが辛くなってきました。私の場合は、合間にお茶などは飲んではいけないパターンでした。飲むのにかける時間も15分どころか25分くらいかかります。私はこのあたりから便意も出てきました。

5杯目あたりから、注ぐのも 見るのも嫌な状態になってきました。飲むのもキツイのですが、便意が5分間隔で襲ってくるのがキツイです。トイレを出るたびにハンドソープで手を洗っていられないので、このあたりでビニール手袋を用意してトイレの中でははめておくことにしました。

7杯目・・むしろ、あと少しの我慢と思えるので少し気が軽くなりました。

8杯目・・しゅ・・終了。トイレから出ることすらできなくなりました。

ムーベンを飲み始めてから20回はトイレに行ったため、お尻を拭きすぎて痛いです。

当日の下剤は、「院内で飲む or 家庭で飲む」の選択ができたのですが、病院が近かったので当然「家庭飲み」を選択しました。

が、それでも「院内飲み」にするべきだったと思います。その理由は・・

  1. 母親がなんだか変なペットボトルを何倍も飲んでいるという光景に、子供が「ねぇ、これ何なのぉ?どんな味ぃ?もっと飲むぅ?」などたくさん話しかけてきてしんどい。特に5杯目あたりから対応できない。
  2. お昼の時間帯にさしかかると、家族がおいしそうに昼ご飯を食べ始めるが、昨夜から何も食べていない自分はつらい。
  3. 病院に着くまでに便意に襲われるかもしれない不安がある。
  4. 院内だと同じように大腸検査を受ける同士がいて頑張れるかもしれない。

病院へ到着、検査へ

なんとか便意も落ち着き、病院に到着しました。

検査着に着替えた後、看護師さんの問診により まさかの追加の浣腸をすることになりました。てっきり手のひらサイズと思っていたのですが、一升瓶を逆さにしたような量を投入されました。

その後の排便を看護士さんに確認してもらい、GOとなりました。

検査台に乗ると、鎮静剤が投与されます。1,2秒後に喉にアルコールのような揮発成分が込み上げてきた(ように感じた)のですが、直後、看護師さんと先生のやり取り

「え?〇〇じゃないんですか!?」

「えっ!?△△だよ??」

という声が聴こえ、「なになに?ちょっと、大丈夫なの~!!!?」と言いたいも、既に遅し 声が出ず・・・

胃カメラの場合は、薬剤投与と同時に意識がなくなり、検査終了までいつも気づきません。今回もそのパターンだろうと思っていたら、意識はなくならず、かろうじて目を開けてモニターで腸内をみることができました。

大腸内視鏡を体験した人のブログをチェックし、「S字結腸あたりで痛みが来るぞ」と覚悟していたのですが、私の場合はほとんど痛くありませんでした。

ただ、体験ブログで見た潰瘍のイラストと同じような黄色いものがところどころにあり、「あら~、潰瘍ってやつ?できてるんちゃうのぉ~」と心の中でつぶやきました。

10分ほどで終わると聞いていましたが、感覚的には1~2分の感覚でした。鎮静剤の力はすごい。

「はい、お疲れ様ですぅ~」と看護師さん。「いえいえ、私は何にも疲れてませんよ~」と返したかったのですが言葉が発せられず。そのまま回復室にて30分ほど休みました。

検査結果

ふらふらになりながら着替えを済ませると、すぐ検査結果を知らせてくれました。

ところどころ撮影していた画像を見ながら、先生が説明してくれます。結果、何の異常もなし!

(あれ?あの、ところどころあった黄色い潰瘍みたいのは?)

「あの~、この 黄色のは もしかして・・・」

「あー、これね、薬の残りカスです!」とのこと。カスか、よかった。カス・・

TV番組で芸能人が健康チェックとして大腸検査をしている場面を見たことがありましたが、こんなに苦労して前準備をしていて、しかもスコープを入れる際にいいリアクションまでするというプロ意識に改めて感心したのでした。

ガス抜きの方法

検査後は、検査時に入れた空気が残っているため、お腹が張るらしいです。

私も例外なく お腹がグルグルゴロゴロしていました。気持ちが悪いので「うつぶせゴロゴロ」とやらを試してみると、少し出ました。

「うつぶせゴロゴロ」とは、10分ほどうつぶせになった後、左右にゴロゴロと寝転がるだけの運動です。
腸を揺することで、オナラとして溜まったガスを抜くことができるのです。

引用:お腹にガスが溜まる「ガス溜まり腹痛」の解消ポーズはコレ! -特選町web

完全に出るに至らず、就寝中もグルグルゴロゴロだったのですが、普通に生活していると翌日の午前中には完全に抜けたようです。

検査後の食事

検査結果は異常なしだったので、医師の指示通り、いつもと変わらぬ食事をとりました。

いつものスピードで食べたのがいけなかったのか、夕食の蕎麦と海苔巻きがいけなかったのか、5時間経っても消化できず胃が重いまま就寝しました。

これから検査を受ける方は、異常がなくても、しばらくは消化の良い食事をされた方が安眠できるかもしれません。

ちなみに、検査前日の食事はうどん・粥などの消化の良いものを食べる必要がありますが、満足感を味わえるお食事セットがネットでも購入できるようです。

検査費用

ポリープ等なく、薬の処方もなかったので、費用は6,320円でした。(この料金に事前準備の下剤や採血の費用は含まれていません。)