子供が幼稚園の頃、園内の誰かにアタマジラミが発生した旨のプリントを持ち帰ったことがありました。
プリントの絵を見つつ、こんなん頭にいたら卒倒やな・・と、万一に備えて、「ニット ピッカー フリー コーム」を購入。

幸いにも、使うことなく4年が経っていました。
その存在も忘れかけていたある日、我が家にも遂にアイツがやって来たのです。
発見のきっかけ
子供が一人でシャンプーできるようになってからは、念のため私がドライヤーをかけつつ、フケや虫がいないかのチェックしていました。
いつもはそれで終わりなのですが、この日は何故か、寝る前の子供の頭が気になり、髪の中を何気なく見てみました。
アタマジラミなだけに、虫の知らせだったんですかね・・・
何度か髪を分け地肌を見る、・・・いるわけないか。
と、最後の一分けをしたところに、小さなほくろを発見!
「わ~、かわいい!こんなところに小さなホクロ・・・ん・・?」
動いてる・・・
「あ~、ホクロ違う、小さい虫やな・・蜘蛛かな・・」
地肌に蜘蛛・・・いるわけない・・・もしや・・・4年保管していたニットフリーコームで梳いてみると、引っかかったのはネット検索で現れたものと同じ!
でたーーーー!!
アタマジラミ!!
子供を驚かせてはいけないと思い必死に冷静を装い、
「ちょっとね~、小さい 何もしない虫さんがいるから、櫛で取るな~」と言い、旦那はんに駆除シャンプーを買いに走ってもらいました。
その間、髪を梳くこと十数回。子供は気持ちいいのか眠ってしまいました。
梳くほどに、出るわ出るわ・・・うぅ~癖になりそう!
水を張った洗面器にコームからふるい落とした、幼虫8匹、卵30個くらい。ひぃ~っっ!!!
それはそうと、成虫がいない・・・汗
旦那はんが戻ってくるとすぐさま子供をたたき起こし、スミスリンシャンプーを施しました。
シャンプー後は、死んだ大きな成虫が1匹と、ピンピンした中ぐらいのが1匹出てきましたが、それ以降はいくら梳いても卵4~5個しか出てきませんでした。
いなくなるまでの経過
翌日・・・卵6個。洗濯物に死んだ幼虫2匹。
昨日いなかったと思った私の頭からも成虫1匹と卵2個を発見!
この時点で慣れのため恐怖感はなく、むしろ間近でみると古生物みたいで面白いと思う余裕すら出てきた。
3日目・・・卵1個
4日目・・・卵1個
5日目以降・・・なし
成虫の数が少なく、卵の数がグングン減ったため、農薬の成分のシャンプーを4回も使うことに抵抗がありました。
が、私にも移ってきたくらいの繁殖力なので、親子できっちり4回使用しました。
アタマジラミ駆除でしたこと

- スミスリンシャンプー4回
- 毎日のニットコーム梳き、髪をかき分けての目視
- 枕カバーと服のトップス、タオルの60℃熱湯消毒
- 敷きパットに熱湯は面倒だったので布団乾燥機
髪が細くて卵が引っかからない場合は、毛の膨張作用を利用してコンディショナー中に梳く。
もしくは、ニットコームの先端は少し開き気味なため、奥まで髪を差し入れて梳くと引っかかりやすくなるそうです。
皮膚科に行かなかった理由
アタマジラミがいるとわかったら、皮膚科に行っても処方される薬はなく、「スミスリンシャンプー」を進められるだけだそうなので皮膚科は行きませんでした。
以前、たまたま行った小児科で、乾燥した頭皮を見ただけで「アタマジラミがいるはずだから駆除シャンプーを買うように」と指導されました。
何度調べても見つからないので、頭皮を調べてもらおうと、皮膚科に行ったところ
「いる証明はできても、いない証明はできない」と、カッコイイ哲学を持ち出された、苦い思い出があったことも行かなかった理由の1つです。
10日で戦い終わり
計4回のシャンプーを終えたところで、毎日の熱湯消毒や布団乾燥機はやめにしました。
子供は頭を洗いきれないこともあるので、週に1度でも大人が洗ってやるのがいいそうです。
うちの場合は、アタマジラミがいても、全く頭は痒くなかったそうで、頭を掻くサインがありませんでした。
少ないうちに発見するためにも、定期的にニットコームで梳いてチェックするのを継続していこうと思います。