息子は4歳の頃から、花粉の時期になると アレルギー性結膜炎になります。
両親ともにアレルギー性鼻炎(花粉症)なので、当然、ゆくゆくは花粉症で間違いなしと 敢えてアレルギー検査をしていませんでした。
今年も恒例のアレルギー性結膜炎になり、目薬を常用しているところですが、鼻水は朝しか出ていません。
かかりつけの耳鼻科にてアレルギー検査が簡単にできそうだったので、念のため 何のアレルギーがあるのか調べてもらうことにしました。
迅速キットのアレルギー検査
息子が受けた検査は「イムノキャップラピッド」という名称のアレルギー検査でした。
20分で結果がわかり、採血も指先から1滴ほど採取する(というイメージ)ので注射いらずで、主要の
ハウスダスト系
- ヤケヒョウヒダニ
- ネコ
- イヌ
- ゴキブリ
花粉系
- スギ(ヒノキ)
- カモガヤ(イネ科)
- ブタクサ(キク科)
- ヨモギ(キク科)
の8項目のアレルギー有無がわかります。
検査の痛みは?
簡単な検査ですぐ終わる思っていたため、本人に言うのをすっかり忘れていました。笑
先生から直接「今日はね、アレルギー検査をするということで、人差し指をこの小さい針でちょんとします。」と告げられます。
「えっ!!!!痛い?痛い?痛いの?」
「痛くないよ。血が出てきたら、これ(スポイトみたいの)で少し取ります」
「え!!どれくらい痛いのか、ここ(てのひら)つねってみて」
「つねる方が痛いから しな~い」
・・・なんて先生とやりとりをしつつ、ぐっぱぐっぱと手のひらの血行を良くした後、採血のために小さな針を一瞬刺されました。
これは、本当にたいして痛くなかったようです。
問題はそこからでした。
てっきり、採血はほんの少しで十分だと思っていたのですが、なんと、小さいスポイトといえども、スポイトの半分くらいまで採取するようです。
一応 いろんな耳鼻科さんのHPで確認したところ「1滴」となっていて、確かに「小さなスポイトで半分の量=1滴」なのかもしれませんが、その量が なっかなか出てこないんですね。うちの息子だけでしょうか・・・
必要量を採血するのに5分ほどかかったのですが、その間、血を出すために 子供の指先を 先生がギューギューするんですね。針を刺した周辺をしぼる・・・というか、つねる・・・というか。
すぐ後ろで見ていた私も、血がなかなか出てこず かわいい息子がギューギューされているもんで、こっちが倒れそうになりました。
「まだかかる?これの半分までとるの?」と先生に質問を投げかける息子。そりゃそうだ、私もそれを聞きたかった。
「あと、もう少しだよ~」と想像通りの回答の先生。
たまたま待合室の本を持っていたので、終わるまで息子に本を見せてしのいでいました。
結果は20分後
結果を先生から教えていただきますが、実際に使用したキットを提示されて説明されます。
息子はスギ(ヒノキ)のみアレルギー抗体の陽性を表す、ピンクの線が出ていました。
陽性のピンクの色が薄かったのですが、「症状が軽い」という意味ではなく、「持っている抗体の数が少ないだけで、子供はこれくらいの薄さになりやすいです」とのことでした。
というか、「スギ」と「ヒノキ」はひとまとめなんですね。
ちゃんと注射で採血したら、「スギ」と「ヒノキ」は別項目ででてきた記憶があったんですが・・・
いや~、これ別々にわからない限りいつまで花粉対策していいかわからないなぁ・・・
小さな子供にもおすすめ?
耳鼻科さんの他にも簡易の迅速キットを使用してのアレルギー検査は「小さなおこさんにもオススメ」なんて見かけますが、
結論から言って、私はあまりオススメとは思いませんでした。
5分もギューギュー痛い思いするくらいなら、サッと注射にて採血したほうがなんぼかマシじゃないでしょうか。
それに、8項目以外にも詳細が調べられますし。
しかし、再来院せずに検査結果が知りたい、絶対に注射がダメな人や、検査を受けたことがなくとりあえず抗体有無を知りたい人なら最適なのかもしれません。
子供の反応
耳鼻科からの帰り道、注射でも痛がらない息子が
「あれね~、本当に結構痛かったんだよ・・・」と愚痴っていました。

「ごめんごめん、なんかええもん買うたげるから」と耳鼻科を後にした親子でした。